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淺沼 広太の作品



「魔王、始めました」   集英社スーパーダッシュ文庫

1巻   覇を唱えればサドンデス    ☆×6

「冷やし中華、始めました」的なのりで魔王を目指す話。
シリアスとギャグが中途半端。
途中でオチが読めたのは辛かった。
でもまあ納豆が面白かったから全て良し。
かるい乗りで読めばけっこう楽しめます。
最初があれじゃ(1巻プロローグ)立ち読みした人引く。
キャラと納豆のために読める。





2巻   限りなくコスプレに近い理由    ☆×6

あっさりと読めて暇つぶしになるという観点では良いかもしれない。
ただ、この勢いに付いて行けるかが問題。
付いていけないのなら、はっきり行って読む価値は無いとすら言える。
ちなみに僕は、普通のシーンをわざわざ卑猥な表現で書くギャグについていけませんでした。
そういうのが多くあるので、かなりの問題作であることは確か。
わずかにある真面目な部分はお粗末。
まあおまけ程度に思えばいいと思う。





3巻   立つ鳥、後が白濁    ☆×7

 シリアスとギャグの割合がいい感じ。
 丁度良いというか、今までの中途半端さがなくなった。
 
 次を買いたいと当たり前のように思ってしまった。
 思わされてしまった。
 
 今まで結局主人公以外のパーティーの存在意義がわからなかったのですが、 いちおう納得できて、それを考えるとけっこう面白くなってきた。

 ただ、やっぱりシリアス展開は上手くないので、そこをどれだけ読ませるかが今後の注目点。





4巻  しお味    ☆×5  正直、そろそろ見切りをつけようかと思う。そんな感じ。

 シリアスはぐだぐだ。このパターンにももう飽きてきた。
 ギャグはまあ標準的。はまる人もいるんだろう。
 それ以上、特にコメントする部分なし。それ位。そんなもの。
 買うかどうか微妙だけど読む機会があれば次巻に期待。



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