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「憐 Ren 刻のナイフと空色の未来」 角川スニーカー文庫 ☆×7
第9回スニーカー大賞<奨励賞>受賞作
日常シーンが多いので、すんなりと入っていけて、感情移入しやすいです。
すらすらと読めます。
ただ、主人公の行動がちょっと納得いかなかったり、都合良すぎたりするのが気になりました。
あと、かなり大事な部分なのに「原因は分からない」と濁した部分があるのですが、確かにそれは「主人公達の想いや努力のおかげ」とも取れるので、はっきりと、現実的なことを言ってしまうのは無粋なかもしれませんが、そういう部分を有耶無耶にされるとちょっと納得いきませんでした。
日常的なラブコメが好きならどうぞ。
2巻 錆びゆくココロと月色のナミダ ☆×7
ああ、やられた……。究極の選択を迫られた時、どうなるのかと本当に胸を躍らせて
期待してたのに、あっさりと前提を覆された。
残念ながら、甘々な展開に正直馴染めません。日常シーンが楽しめたのだけは良かった。
妙な事件入れずに日常だけを描いた方がいいのではないだろうか。
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