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近藤 信義の作品
「ゆらゆらと揺れる海の彼方」 電撃文庫
1巻 ☆×8
戦争の時代。人々は全国統治を目指して戦う。
戦争は読んでて面白い。天才って題材もいい。
キャラも若干良い人過ぎる気もするけど許容範囲。
何か早く終わりそうな気がするけど、終わりも早く見てみたい。
この人戦争もの以外書けるのかなあ。読んでみたい。
2巻 ☆×8
戦争を書かせたらかなり上手い。
2巻は戦争が多いので、かなり面白い。
誰もが自分の理想目指して戦っている。
簡単に分かりやすい悪役や、子役をだしてしまわないのも魅力の内。
だれだって自分の良かれと思うことをやってる。
ライトノベルとして分かりやすく書かれた戦記ファンタジー。
おすすめです。
3巻 ☆×7
まさしく激動、急展開。
「天才VS天才」の戦いもすごいのですが、他にも大きく話が展開してます。
驚きの事実や、過去の出来事、これからへの布石が諸々。
このシリーズは平均して高レベルな面白さです。
4巻 ☆×8
途中までは、「戦争無いと微妙だな」と思いながら読んでいたのですが、ちゃんと楽しませてくれました。
しっかりしているというか、力もあって、勢いもあるし、それを上手く統制できているという印象。
急激な展開や戦争はかなり面白いシリーズなので、次巻あたりはかなり期待できそうです。
5巻 ☆×9
正直なところ、「今回もいつもの如く面白かったです」で終わり。それだけ。ほんとに。
いいところはそのままに、雰囲気も保ってしっかりとした作品作りがされていて好印象。
本当に面白いし、高レベルで、戦記好きだけじゃなく幅広くおすすめできる。
6巻 ☆×9
海獣というものを使った能力戦じみた戦争が、軽くなりすぎずしっかりと描かれているのが良いですね。暗殺者の2人(4人とも言える)はなんだか、政略ばかりだったところに小競り合い的な戦闘を入れるためだけに登場させられて、結局邪魔になったから退場、というようにも受けることができるのですが、もう少し掘り込んで欲しい話だった気がします。5部構成を3部構成にしたとのことなので、止む無く削られてしまったのかもしれません。
困るのは、海獣が沢山出てくるので、能力も姿形も覚えるのに一苦労ということです。もう少し単純な種類分けににしないと戦の戦況把握が逐一大変で、すんなりと楽しめないのですが、そのあたりは読者の都合でしかないので我慢するしかないのでしょう。
読者にも作者にも多くのビジョンを見えていると思います。続きが待ち遠しい。
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